プロが教えるダーツ上達への近道

Lesson1

ダーツの楽しさを知ろう!

狙った場所に矢を投げる―。言葉にすれば非常に単純なスポーツであるダーツですが、一転、「ダーツの楽しさ」となると実に多彩で奥深いものです。
競技としての面白さはもちろんですが、他にはない、ダーツだからこその魅力がたくさんあるからです。

例えば、華やかな雰囲気。
ボードに矢が刺されば、ライトが得点を祝福するように点滅し、にぎやかな電子音で心を躍らせてくれます。光と音で周りの人をもワクワクさせる…。スポーツでありながら“魅せる”演出があるのも、ダーツの楽しさのひとつです。その華やかさはたくさんの人を魅了し、新たな出会いを生みだします。新しい友だち、ショップスタッフ、もしかして、海外の方とも! 言葉が通じなくても一緒に盛り上がれるのがダーツです。

例えば、ルールの多彩さ。
一番目立つボードのど真ん中は、ゲームのルールによっては最高得点を得られる場所ではありません。派手さはないものの、外堀から攻める職人芸で、いぶし銀に勝負に勝つことも出来るのです。
他にも魅力はたくさん。いくつか紹介していきましょう。

正解なんてない、自己流でOKがダーツ

正しいフォームや正しい投げ方、正しいタイミング、なんてないのがダーツです。誰かがこう投げていたから同じように投げなきゃ…なんて決まりはありません。自分の投げやすい角度で自分の投げやすい持ち方で、的を狙ってください。ダーツの基礎となる根幹のルールは、「スローイングラインより後方から手で投げる」です。フォームの規定などはないのです。
手首のクセで軌道が右に曲がり気味なら、目標の少し左に投げてみてはどうでしょう。反り返って狙いを定める方が上手く狙えるのなら、反り返っちゃえばいいのです。
もちろん、基本といわれる投げ方を習得してから自分の投げやすさを追求するのがおすすめですが、ダーツは、堅っ苦しく考えず、自分“らしさ”を大事にしながら楽しめるスポーツです。

自分だけの武器を作る興奮

ダーツに興味のある方ならご存知と思いますが、ダーツは自分好みの組み合わせでカスタマイズした“自分だけの武器=マイダーツ”をゲームや公式試合などで使うことが出来ます。好みのパーツを組み合わせることを「セッティング」といい、その組み合わせは何十万通り。その中からベストのセッティングを見つけるのはなかなか難しいものですが、自分だけの武器を探す旅なのですから楽しさも充分。試行錯誤しながら少しずつ至高の武器へ近づけていく作業は、思った以上にワクワクするものです。そして、それを見つけた時の感動は他では得られない特別なものとなります。

日本の新エンターテインメントといえる開かれたスポーツ

専門的で奥の深いスポーツゆえか、以前は暗い、マニアックなどとネガティブなイメージもあったダーツですが、現在は一転。誰でも気軽にはじめることができるうえ、ハンデ戦、ペア戦、複数戦とゲームの種類も多いことから、うまい人もそうでない人も一緒に楽しめるスポーツという認識が根付いています。だからこそ、バー、カラオケ、ホテルなどいろんな場所にダーツはあり、もしも「二次会どうするー?」なんて声が聞こえてきたら、「ダーツバーはどう?」と気軽にいえるくらい、競技人口も増加しています。
その他にも、海外大会での日本のプロの活躍、パーツやユニフォーム、ダーツケースなど性能のよいメイドインジャパン製品の高人気なども相まって、今やダーツは、日本でも立派なエンターテインメントのひとつとなりました。

あなたの楽しい!を見つけよう!

いくつかダーツの魅力を紹介してきましたが、どうでしょう、ダーツって、すごく自由でフレンドリーなスポーツだと思いませんか?そう思っていただけたのなら、おすすめしたいのは、“あなたなりのダーツの楽しさ”を探すこと。
ダーツは、矢を投げれば投げるほど上達するスポーツです。自分に合ったフォームやタイミング、自分の放つダーツのクセを知ることで、狙った場所に投げられるようになっていきます。少し上達したら自分に合ったダーツの重さやフライトの形状などもわかってくるはず。オリジナルのマイダーツを持つようになれば、さらに上達していくでしょう。
そう、ダーツ上達の近道はたくさん投げること。たくさん投げるには、ダーツをもっと好きになるのが一番です。

まさに、好きこそものの上手なれ―。
あなたはダーツのどんなところが好きですか?
それを探すことが、今回のレッスンのゴールです。